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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 サムエル記上25章

聖書日課 サムエル記上25章(新共同訳 旧約pp.469-472)

 ダビデと400人の兵士たちは、怒りに燃えて報復に向かっていた(13節)。ダビデが食糧の施しを受けるために丁重な挨拶を送ったナバルが(4~9節)、ダビデを侮辱し、施しを断ったからである(10~11節)。ダビデは、荒れ野でナバルの牧童たちに対して「親切」にし、彼らを守ってあげていたにもかかわらず(15~16節)。

 ところが、怒りに駆られたダビデの前に、一人の女性が現れた(23節)。彼女の名はアビガイル、ナバルの妻である(3節)。彼女は、ナバルがダビデの従者を追い返したという報せを聞くと(14節)、すぐさま多くの食糧を携えてダビデのもとに馳せ参じた(18節)。ナバルは「頑固で行状が悪かった」が、アビガイルは「聡明で美しかった」と聖書は記している(3節)。

 アビガイルはダビデの足もとにひれ伏して」言った。

「御主人様が、あのならず者ナバルのことなど気になさいませんように。…主は必ずあなたのために確固とした家を興してくださいます。あなたは主の戦いをたたかわれる方で、生涯悪いことがあなたを襲うことはございませんから。…主が約束なさった幸いをすべて成就し、あなたをイスラエルの指導者としてお立てになるとき、いわれもなく血を流したり、御自分の手で復讐なさったことなどが、つまずきや、お心の責めとなりませんように」(24~31節)。

 すると、ダビデの心は、落ち着きを取り戻した。ダビデはアビガイルの言葉によって矛を収めた。そして、こう言った。

イスラエルの神、主はたたえられよ。主は、今日、あなたをわたしに遣わされた。あなたの判断はたたえられ、あなたもたたえられよ。わたしが流血の罪を犯し、自分の手で復讐することを止めてくれた。イスラエルの神、主は生きておられる。主は、わたしを引き止め、あなたを災いから守られた」(32~34節)。

 それから間もなく、ナバルは主なる神に「打たれ」「死んだ」(38節)。主は、この「聡明」な女性の信仰と知恵を通してダビデ「流血の罪」から守られた。その後、ダビデはアビガイルを妻として迎え入れた(42節)。

愛する人たち、自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。「『復讐はわたしのすること、わたしが報復する』と主は言われる」と書いてあります」(ローマの信徒への手紙12章19節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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