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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 サムエル記上17章

聖書日課 サムエル記上17章(新共同訳 旧約pp.454-458)

 少年ダビデが巨人ゴリアトを打ち倒した! まだ一度も戦場に出たことのない少年が、剣も持たずに「石投げ紐と石一つ」で(50節)、巨大なペリシテの勇士ゴリアトを倒してしまった! これは、実に痛快な信仰物語である。

 ダビデは、父の依頼で兄の「安否を確かめ」るために戦場に行った(18節)。そこで、ゴリアトの傲慢で挑発的な言葉を聞いた(23節)。ゴリアトは、身の丈が3メートルにも達するような巨漢の兵士で(5節)、その力に物を言わせてイスラエルイスラエルの神を嘲り、一騎打ちを申し出た(10節)。しかし、「サウルとイスラエルの全軍は、このペリシテ人の言葉を聞いて恐れおののい」ていた(11節)。

 ところが、ゴリアトの言葉は、却ってダビデの信仰心に火をつけた。ダビデ「生ける神の戦列に挑戦するとは、あの無割礼のペリシテ人は一体何者ですか」と怒りと信仰に燃え(26節)、サウル王に「僕が行って、あのペリシテ人と戦いましょう」と申し出た(32節)。

 勿論、サウル王はダビデに止めるよう言った(33節)。しかし、ダビデはあくまでも主なる神への信仰に立って主張した。

「獅子の手、熊の手からわたしを守ってくださった主は、あのペリシテ人の手からも、わたしを守ってくださるにちがいありません」(37節)。

 ダビデは主なる神の力と勝利を信じ切っていた。ダビデの勝利は、彼の力ではなく、彼がこれまでずっと信じてきた主なる神の力による勝利である。だからこそ、彼は、サウル王がくれた鎧と兜を身に着けず、「自分の杖」「五つ」「石」「石投げ紐」という、自分が使い慣れたものを持って戦いに出て行った(39~40節)。

「だが、ダビデもこのペリシテ人に言った。『お前は剣や槍や投げ槍でわたしに向かって来るが、わたしはお前が挑戦したイスラエルの戦列の神、万軍の主の名によってお前に立ち向かう。今日、主はお前をわたしの手に引き渡される。わたしは、お前を討ち、お前の首をはね、今日、ペリシテ軍のしかばねを空の鳥と地の獣に与えよう。全地はイスラエルに神がいますことを認めるだろう。主は救いを賜るのに剣や槍を必要とはされないことを、ここに集まったすべての者は知るだろう。この戦いは主のものだ。主はお前たちを我々の手に渡される』」(45~47節)。

 主なる神への深い信頼がもたらす力の大きさは計り知れない。しかし、私達はあくまでも自分のままで、主なる神を信じて、精一杯自分の力を発揮すればよいのである。そして、これは私達の日常の生活にも必要な信仰のあり方である。今日あなたは、主なる神と共にどのような一日を過ごすだろうか。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
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