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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 創世記19章

聖書日課 創世記19章(新共同訳 旧約pp.25-27)

 アブラハムの必死の執り成しにもかかわらず、ソドムの町には10人の正しい人さえ見つけることが出来なかった。そのため、遂にソドムは滅ぼされることになってしまった。

 では、アブラハムの執り成しは無駄だったのだろうか? 決してそのようなことはない。ソドムの町が滅ぼされた時、主なる神はロトとその家族を救うために御使いを遣わされた。

「夜が明けるころ、御使いたちはロトをせきたてて言った。『さあ早く、あなたの妻とここにいる二人の娘を連れて行きなさい。さもないと、この町に下る罰の巻き添えになって滅ぼされてしまう』」(15節)。

 ロト一家が救われたのは、主なる神がアブラハムを御心に留め」られたからである。たとえソドムの町が滅ぼされても、ロトとその家族はすんでのところで滅びを免れた。それは、アブラハムの執り成しの祈りに、主なる神が答えて下さったからである。

「こうして、ロトの住んでいた低地の町々は滅ぼされたが、神はアブラハムを御心に留め、ロトを破滅のただ中から救い出された」(29節)。

 とはいえ、これは、アブラハムが激しい祈りをもって主なる神を動かし、そうさせたということではない。時折「祈り倒す」というような表現を耳にすることがあるが、主なる神は決して私達に祈り倒されるような方ではない。

 アブラハムは主なる神にこう祈った。

「正しい者を悪い者と一緒に殺し、正しい者を悪い者と同じ目に遭わせるようなことを、あなたがなさるはずはございません。全くありえないことです。全世界を裁くお方は、正義を行われるべきではありませんか」(18章25節)。

 これが主なる神に対するアブラハムの理解であった。彼は、このような方として主なる神に全幅の信頼を置いていた。そして、主なる神は、このようなアブラハムの〈信頼〉に喜んで答えて下さった。主に対する正しい理解と全幅の信頼に、主なる神は必ず答えて下さる。

「祝福されよ、主に信頼する人は。主がその人のよりどころとなられる」(エレミヤ書17章7節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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