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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 創世記12章

聖書日課 創世記12章(新共同訳 旧約pp.15-16)

 12章から創世記は後半に入る。それは、主なる神がアブラム(後のアブラハム)を選び、彼を祝福の源として、全世界に主なる神の祝福をもたらすという素晴らしい約束を下さったことから始まった。

「主はアブラムに言われた。『あなたは生まれ故郷/父の家を離れて/わたしが示す地に行きなさい。わたしはあなたを大いなる国民にし/あなたを祝福し、あなたの名を高める/祝福の源となるように。あなたを祝福する人をわたしは祝福し/あなたを呪う者をわたしは呪う。地上の氏族はすべて/あなたによって祝福に入る』」(1~3節)。

 また12章は、アブラハムの子孫であるイスラエル民族の歴史の始まりでもある。ここから後、旧約聖書では、イスラエル民族の歴史が記されている。更に言えば、その後の新約聖書では、イエス・キリストを信じる霊的イスラエルである教会の誕生と歴史が記されている。その意味で、この章は、聖書の中でも大切な章の一つと言うことが出来る。

 とはいえ、「それが一体私達とどんな関係があるの?」という方もおられるかも知れない。実は、大いにある。私達もイエス・キリストを信じて生きるなら、アブラハムのように主なる神の祝福を受け、人々に祝福をもたらす者となることが出来るからである。

 どんなに小さく弱い者であっても、また罪と悪にまみれた人生を歩んできたような者であっても、悔い改めて福音を信じるならば、主なる神は私達の罪を赦し、きよめ、イエス・キリストに似た者として私達を造り変えて下さる。そして、心と人生を主の平安と喜びで満たして下さる。

 しかし、ここで一つだけ、大事なことを確認しておきたい。それは次の御言葉である。

「アブラムは、主の言葉に従って旅立った」(4節)。

 私達が主なる神の祝福を受け、人々への祝福の源となるためには、主なる神の約束を信じて、主の御言葉に聴き従わなければならない。主なる神への信頼と聴従、この2つがあったからこそ、アブラハムは、主なる神の約束通り、祝福に満ち溢れる生涯を送ることが出来た。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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