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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 創世記5章

聖書日課 創世記5章(新共同訳 旧約pp.7-8)

 5章には、アダムからノアに至るまでの系図が記されている。最初の2節を読むと、主なる神がどんなに人間を愛し、大切に思って下さっているかが伝わってくる。

「これはアダムの系図の書である。神は人を創造された日、神に似せてこれを造られ、男と女に創造された。創造の日に、彼らを祝福されて、人と名付けられた」(1~2節)。

 主なる神は、人を「神に似せて」造られた。これは、主なる神が御自分を愛するように私達を愛して下さっているということを意味する。

 また、主なる神は「創造の日に、彼らを祝福されて、人と名付けられた」。子供の誕生を喜ぶ親のように、主なる神は人間を造られた日に、人間を大いに喜び、祝福し、名前を付けて下さった。人は、何と幸せで、素晴らしい存在として造られたことだろう。

 にもかかわらず、アダムの系図を読んでも、そういう幸福感を余り感じないのは何故だろうか。それは、ここに名が挙がっている人々について記されていることの殆どが、「誰が、何歳で息子や娘をもうけ、何年生きて、そして死んだ」という記述の繰り返しに終わっているからである。

 つまり、彼らの人生における、主なる神との関わりが全く記されていない。主なる神がこれほど愛し、大切に思い、祝福して下さったにもかかわらず、彼らが、主なる神を愛し、主なる神と交わり、主なる神と共に歩んだことが記されていない。

 しかし、その中で一人だけ違う人生を歩んだ人物がいる。それがエノクである。

「エノクは三百六十五年生きた。エノクは神と共に歩み、神が取られたのでいなくなった」(23~24節)。

 新約聖書はこのことを「信仰によって、エノクは死を経験しないように、天に移されました」と言っている(ヘブライ人への手紙11章5節)。主なる神と共に生きたエノクの人生は、主なる神の命と祝福に満ち溢れる人生であったに違いない。私達の人生も、是非こうありたいものである。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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