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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年に伝道開始50年を迎えます。

聖書日課 ヨハネの手紙二

聖書日課 ヨハネの手紙二(新共同訳 新約p.448)

 ヨハネの手紙二は、「長老のわたしから、選ばれた婦人とその子たちへ」(1節)という書き出しで始まっている。これには諸説があるが、特定の個人というよりも教会に宛てた手紙と解するのが適切だろう。

 当時、諸教会は、密儀宗教やギリシア的な神観から出てきたグノーシス主義の影響を受けた異端によって惑わされ、実際の生活において不道徳に陥る傾向があった。ヨハネはそれに対し、この手紙を通して「御父の掟に従って歩むこと」(6節)を勧告し、異端に対する警告を与えた。

 特に7~11節では、「人を惑わす者、反キリスト」への警告が記されている。これこそヨハネがこの手紙を書いた目的と言ってもよいだろう。「人を惑わす者、反キリスト」の特徴は、イエス・キリスト受肉を否定することにある(7節)。即ち、神の子が真の人間になられたことを否定し、仮の姿をとったに過ぎないとする者や、バプテスマと受難の間だけ人の形をとったとする者がいた。

 このようなことを聞くと、何やら難しい話であると思われるかも知れない。しかし、ヨハネは、決して難解な教理や神学を教えようとしたのではない。というのは、こう勧められているからである。

「さて、婦人よ、あなたにお願いしたいことがあります。わたしが書くのは新しい掟ではなく、初めからわたしたちが持っていた掟、つまり互いに愛し合うということです。愛とは、御父の掟に従って歩むことであり、この掟とは、あなたがたが初めから聞いていたように、愛に歩むことです」(5~6節)。

 世に様々な宗教があり、哲学があり、思想がある。それらも尤もらしいことを語っており、聖書の教えだけが特別であるとは思えない面も多々あることだろう。しかし、御子イエス・キリスト「木は、それぞれ、その結ぶ実によって分かる」(ルカによる福音書6章44節)と言われたように、誰が「御父から受けた掟どおりに、真理に歩んでいる人」(4節)で、誰が「キリストの教えを越えて、これにとどまらない者」であるかは、〈実〉が明らかにする。「御父の掟に従って歩む」真実の愛の交わりという〈実〉が結ばれているかどうかで、誰が「良い種」で、誰が「毒麦」であるかは、いずれ明らかになる(マタイによる福音書13章38節)。

 1節で「真理を知っている人はすべて、あなたがたを愛しています」ヨハネが言っているように、愛と真理は一つに結ばれている。どんなに素晴らしい神学であろうと、どんなに深遠な教えであろうと、そこに真理に基づく愛の交わりが生まれていないなら、それは偽りである。それ故、私達はこのヨハネの言葉に耳を傾けたい。

「気をつけて、わたしたちが努力して得たものを失うことなく、豊かな報いを受けるようにしなさい。だれであろうと、キリストの教えを越えて、これにとどまらない者は、神に結ばれていません。その教えにとどまっている人にこそ、御父も御子もおられます」(8~9節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
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