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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ペトロの手紙一2章

聖書日課 ペトロの手紙一2章(新共同訳 新約pp.429-431)

 苦難の中にある人々に向かって、ペトロは次のように語りかけた。これは、私達が救われた時の平安と喜びを決して忘れてはならないことを教えている。

「あなたがたは、主が恵み深い方だということを味わいました。この主のもとに来なさい。主は、人々からは見捨てられたのですが、神にとっては選ばれた、尊い、生きた石なのです」(3~4節)。

 私達は、目の前の出来事で頭が一杯になると、これまで主なる神が成し遂げて下さった御業も、やがて必ず実現する主なる神の約束もすっかり忘れてしまうということがないだろうか。それ故、ペトロは、「この主のもとに来なさい」と命じ、主なる神の恵みをもう一度想い起こさせた。苦難を乗り越える力は、恵み深い主のもとに来ることによって与えられるからである。

 また、ペトロはこう勧めている。

「あなたがた自身も生きた石として用いられ、霊的な家に造り上げられるようにしなさい。そして聖なる祭司となって神に喜ばれる霊的ないけにえを、イエス・キリストを通して献げなさい」(5節)。

 イエス・キリストへの信仰によって救われた私達は、「聖なる祭司」となった。ここで「神に喜ばれる霊的ないけにえを、イエス・キリストを通して献げなさい」と言われているが、これは「自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げ」ることであり、キリスト者「なすべき礼拝」を意味している(ローマの信徒への手紙12章1節)。このように、聖なる祭司としての自覚を持ち、真の礼拝者として生きることは、苦難を乗り越える上で大きな力になる

 更に、ペトロはもう一つ、キリスト者にとって大事な自覚と使命を記している。

「しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。あなたがたは、『かつては神の民ではなかったが、今は神の民であり、憐れみを受けなかったが、今は憐れみを受けている』のです」(9~10節)。

 神の民とされているという自覚を持ち、福音を宣べ伝える使命を果たすことは、キリスト者の成長にとってとても大切であり、苦難の中にあってしっかりと信仰に立ち続けるための力になる

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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