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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 コリントの信徒への手紙一11章

聖書日課 コリントの信徒への手紙一11章(新共同訳 新約pp.313-315)

 コリント教会における「仲間割れ」(18節)は、主を記念する晩餐でも生じていた。聖徒が共に集って主の晩餐に与ったが、この時、遅れて来る人を待たなかったり、自分が持って来たものを分け与えないで「勝手に自分の分を食べてしま」う人達がいた(21節)。

 その結果、遅れて来て何も食べられない、「空腹の者」(21節)が生じた。彼らは、大抵遅くまで働かなければならない身分の低い人達だった。このことは、教会に様々な分派が生じ、「仲間争い」(19節)が起こる原因となった。主の晩餐に与る目的は教会が一つになるためなのに、却って教会を分裂させたのである。

 パウロは、このような行いは、「神の教会を見くびり、貧しい人々に恥をかかせ」るものだと叱責している(22節)。教会を分裂させることが正しいわけがない。

 そこでパウロは、主の晩餐の意味を再度強調する。主の晩餐は、主イエス・キリスト「体」(24節)と「血」(25節)に与ることである。それは、聖徒がイエス・キリストと一つになったことを示すと共に、イエス・キリストの体と血に共に与る聖徒が皆、イエス・キリストの一つの器官であることを示している。

 キリスト者イエス・キリストにあって一つである。教会で与る主の晩餐は、「主の死」(26節)と復活を記念し、私達が主にあって一つであることを覚えるためのものである。従って、主の晩餐に与る場で分裂するというのは、主の体が分裂するのと同じことである。「イエス・キリストを愛する」と言いながら、キリストの体を分裂させてはいけない。分裂して相手を拒絶する教会は、イエス・キリストの命令に背いている。

「わたしがあなたがたに伝えたことは、わたし自身、主から受けたものです。すなわち、主イエスは、引き渡される夜、パンを取り、感謝の祈りをささげてそれを裂き、『これは、あなたがたのためのわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい』と言われました。また、食事の後で、杯も同じようにして、『この杯は、わたしの血によって立てられる新しい契約である。飲む度に、わたしの記念としてこのように行いなさい』と言われました。だから、あなたがたは、このパンを食べこの杯を飲むごとに、主が来られるときまで、主の死を告げ知らせるのです」(23~26節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町字内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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