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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ローマの信徒への手紙16章

聖書日課 ローマの信徒への手紙16章(新共同訳 新約pp.297-298)

「主にあって苦労して働いているトリファイナとトリフォサによろしく。主にあって非常に苦労した愛するペルシスによろしく。主にあって選ばれたルフォスと、その母によろしく。彼女は私の母でもあります」(12~13節)。

 手紙の最後で、パウロはローマの教会の兄弟姉妹の名前を挙げ、その一人一人に「よろしく」と挨拶の言葉を贈っている。ここには、ユダヤ人、ギリシア人、ローマ人の名前と共に、当時の奴隷の名前や解放された奴隷の名前も見られる。教会は、貧富や人種を問わず、皆主にあって交わり、愛し、共に主を礼拝をお献げする群れである

 パウロは、彼らの労苦を一つ一つ覚え、真心のこもった愛を示している。彼らは、パウロの愛する「援助者」(2節)、「協力者」(3節、9節)であり、「主のために苦労して働」き(12節)、「命がけで」パウロ「命を守っ」た人々である(4節)。また、パウロと苦難を共にした、主にある家族である(1節、13節)。

 この信徒への手紙を記していた時も、パウロ「協力者テモテ」「同胞のルキオ、ヤソン、ソシパトロ」(21節)など、人種、文化、性格が異なる人々と一緒に働いていた。パウロは、主なる神から与えられた使命を果たすために、独りで働かず、いつも同労者と共に働いた。患難と喜びを共に出来る愛の同労者が多い働き人は、実に幸いである。

 最後に、パウロは、自分の福音宣教の働きとその実りを振り返り、「この知恵ある唯一の神に、イエス・キリストを通して栄光が世々限りなくありますように」(27節)と主に讃美を献げている。異邦人が福音を信じて従うようになったのは、パウロ自身の能力によるものではなく、ただ主なる神の主権により、聖霊の恵みによって成し遂げられたことだと知っていたからである。

 宣教の働きの主体は主なる神であるキリスト者は、自分が福音を伝える器であることを覚え、全ての栄光を主なる神にお献げしよう。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町字内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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