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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 使徒言行録16章

聖書日課 使徒言行録16章(新共同訳 新約pp.244-247)

 16章から、パウロの第2回宣教旅行における出来事が記されている。パウロ達は、最初アジア州に、次いでビティニア州に行こうとした。しかし、「イエスの霊」である聖霊によって「御言葉を語ること」を禁じられた(6~7節)。そのため、トロアスに行ったところ(7~8節)、そこで幻が示され、マケドニア州に行くよう導かれた(9~10節)。ここから、ヨーロッパへの宣教が開かれていった

 彼らはまず「ローマの植民都市であるフィリピ」を訪れた(11~12節)。そこで最初に救われたのが、紫布の商人リディアとその家族である(13~15節)。フィリピにおける伝道活動は、このリディアの家を拠点として進められた。

 ところが、その町には奴隷の女占い師がいて、「主人たちに多くの利益を得させていた」(16節)。彼女が連日パウロ達に付きまとってうるさくするので、たまりかねたパウロは、イエス・キリストの御名によって占いの霊をその女から追い出した(17~18節)。すると、「金もうけの望みがなくなってしまった」主人達は、パウロとシラスを捕らえ」、偽りの訴えをして役人達に引き渡した(19~21節)。二人は衣服を剥ぎ取られ、鞭打たれた上で、足枷をはめられ牢獄に閉じ込められてしまった(22~24節)。まさに青天の霹靂! 昨日まで順調に進められていたフィリピにおける宣教活動は、突然窮地に陥ってしまった。しかし、まさにその時、主なる神の奇跡が起こった!

「真夜中ごろ、パウロとシラスが賛美の歌をうたって神に祈っていると、ほかの囚人たちはこれに聞き入っていた。突然、大地震が起こり、牢の土台が揺れ動いた。たちまち牢の戸がみな開き、すべての囚人の鎖も外れてしまった」(25~26節)。

 驚いたのは、牢の看守である。看守は囚人達が逃げてしまったと思い込み、剣を抜いて自殺しようとした(27節)。ところが、その時、真暗な牢獄の中に大きな声が響き渡った。「自害してはいけない。わたしたちは皆ここにいる」(28節)。

 何とパウロ達をはじめ、囚人達は皆そこにいたのである! 他の囚人達は、主なる神の奇跡に驚異を覚え、立ちすくんでいたのかも知れない。これもまた奇跡と言える。そして、その結果、看守とその家族が「主イエスを信じ」て救われ(29~34節)、翌日にはパウロ達も無事釈放された(35~36節)。これこそまさに主なる神の奇跡である。主なる神の御計画は、人間の思惑や妨害を遥かに越えて遂行されていく。主なる神は、どのような時にも主を信頼し、讃美し、聞き従う者と共におられる

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町字内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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