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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 使徒言行録12章

聖書日課 使徒言行録12章(新共同訳 新約pp.236-237)

ヘロデ王――イエス・キリストが生まれた当時のヘロデ大王の孫に当たる人物で、ヘロデ・アグリッパ1世と言われている――が、教会を迫害し(1節)、十二使徒の一人ヨハネの兄弟ヤコブを剣で殺した」(2節)。すると、それがユダヤ人に喜ばれ」たので、ヘロデは「更にペトロをも捕らえ」た(3節)。

「ヘロデはペトロを捕らえて牢に入れ、四人一組の兵士四組に引き渡して監視させた。過越祭の後で民衆の前に引き出すつもりであった。こうして、ペトロは牢に入れられていた。教会では彼のために熱心な祈りが神にささげられていた」(4~5節)。

 権力と武力によって教会を破壊しようとするヘロデに対し、教会は「熱心な祈りを神にささげ」ることによって対抗した。彼らは主なる神の力を確信していた。また、祈りによって主なる神に拠り頼むことを知っていた。たとえそれが国家権力のように強大なものであっても、主なる神の御力の前には、何も為し得ないと信じていたのである。

 その後、天使が牢獄の中のペトロに現れ、彼を鎖から解き放ち、仲間の所に無事帰ることが出来るようにした(6~11節)。

「夜が明けると、兵士たちの間で、ペトロはいったいどうなったのだろうと、大騒ぎになった」(18節)。ヘロデ王は、為す術もないまま、「番兵たちを取り調べたうえで死刑にするように命じ、ユダヤからカイサリアに下って」行った(19節)。そして、ヘロデ王はどうなったか。聖書はこう記している。

「定められた日に、ヘロデが王の服を着けて座に着き、演説をすると、集まった人々は、『神の声だ。人間の声ではない』と叫び続けた。するとたちまち、主の天使がヘロデを撃ち倒した。神に栄光を帰さなかったからである。ヘロデは、蛆に食い荒らされて息絶えた」(21~23節)。

 権力と武力によって神の民を滅ぼそうとしたヘロデ王は、たった一匹の蛆によって息絶えてしまった。まさに「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」(箴言16章18節)と言われている通りである。

 そして、もう一つ、聖書が最後にこう記していることを、私達はしっかり心に留めたい。

「神の言葉はますます栄え、広がって行った」(24節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町字内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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