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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 使徒言行録3章

聖書日課 使徒言行録3章(新共同訳 新約pp.217-219)

 ペトロとヨハネが祈るために「神殿に上って行った」時(1節)、「生まれながら足の不自由な男」が、「美しい門」と呼ばれる「神殿の門のそば」で物乞いをしているのを見かけた(2節)。

 男がペトロとヨハネに施しを乞うと(3節)、彼らは男を「じっと見て」「わたしたちを見なさい」と言った(4節)。男が「何かもらえると思って二人を見つめていると」(5節)、ペトロは言った。「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい」(6節)。

 この時、男は、いくばくかの施しを求めた。しかし、ペトロは、施しではなく癒しを、金銭ではなく健康な足を与えた。それが、彼にとって最も必要なものであることを、ペトロは確信したに違いない。

 私達は、自分自身の真の必要に気付いていないことがある。或いは、本当に必要なものを諦めていると言ってもいいかも知れない。しかし、主なる神への信仰は、私達の真の必要に気付かせると共に、主なる神がその必要を満たして下さるという願いと期待を起こさせる

 ペトロは、この男をじっと見つめる中で、主なる神がこの人に何をもたらそうとしておられるか、その御心を確認したのではないか。そして、御心を確信した時、この人に向かって大胆にそれを宣言した。

「そして、右手を取って彼を立ち上がらせた。すると、たちまち、その男は足やくるぶしがしっかりして、躍り上がって立ち、歩きだした。そして、歩き回ったり躍ったりして神を賛美し、二人と一緒に境内に入って行った」(7~8節)。

 主なる神の奇跡は、躍り上るような喜びと共に、主なる神への礼拝の心を湧き上がらせる。しかし、主なる神の奇跡は、まず私達が愛と関心を持って人々に目を向けるところから生まれるのではないか。そして、祈りの中で、主なる神がどんなことをなそうと願っておられるか、その御心を確認する

 その上で、確信を得たら、後は大胆に行動するのみである! 主なる神はきっと驚くような御業を行って下さる。「美しい門」で起きた奇跡は、今も人々への愛と主なる神への信仰のあるところに生み出される。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町字内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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