ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 使徒言行録1章

聖書日課 使徒言行録1章(新共同訳 新約pp.213-214)

 使徒言行録は、教会の誕生と広がりについての記録である。テーマは教会形成と世界宣教である。主イエス・キリストの十字架によって完成した救いの道が、いよいよ全世界、全人類に向けて宣べ伝えられていく。

 しかし、その前に、イエス・キリストは弟子達にこう言われた。

エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは間もなく聖霊による洗礼を授けられるからである」(4~5節)。

 彼らは、まず待つことが必要だった。何を待つのか? 父なる神が「約束された」聖霊による洗礼を授けられる」ことである。何のためにか? 教会形成と世界宣教は、人間の力と計画によってなされるものではなく、聖霊なる神の力と計画によって進められ、成し遂げられていくものだからである。

「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる」(8節)。

 イエス・キリストが天に帰られた後、彼らは、イエス・キリストに命じられた通り、エルサレムに戻り、天の父が約束された聖霊を待ち望んだ。彼らは、どのようにして待っていたのだろうか? 聖書はこう記している。

「彼らは都に入ると、泊まっていた家の上の部屋に上がった。それは、ペトロ、ヨハネヤコブ、アンデレ、フィリポ、トマス、バルトロマイ、マタイ、アルファイの子ヤコブ熱心党のシモンヤコブの子ユダであった。彼らは皆、婦人たちやイエスの母マリア、またイエスの兄弟たちと心を合わせて熱心に祈っていた」(13~14節)。

 彼らにとって、待つことは祈ることであった。主なる神の約束を信頼し、聖霊によるバプテスマを受けるために、彼らは「心を合わせて熱心に祈っ」た。そして、そのような祈りの交わりに、他の仲間も次第に加えられ、僅か10日の間に120名の群れになった。しかも、その人々について聖書は、「百二十人ほどの人々が一つになっていた」(15節)と記している。

 彼らは主なる神の約束を信じ、「心を合わせて熱心に祈」ることによって「一つになっ」た。約束の聖霊は、そのような人々の上に注がれた。そして、聖霊によって「力を受け」た人々が、エルサレムから始まって、ユダヤサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで」、人生をかけ、命をかけて、福音を宣べ伝えて行った。

 私達に必要なのは、約束の聖霊である。しかしその前に、私達はまず「心を合わせて熱心に祈」り、「一つにな」ることが必要である。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町字内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

メールアドレス

f:id:Biblicism:20210602142922p:plain

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com