ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年に伝道開始50年を迎えます。

聖書日課 マタイによる福音書14章

聖書日課 マタイによる福音書14章(新共同訳 新約pp.27-29)

 14章には、バプテスマのヨハネの殉教、五千人の給食、イエス・キリストが湖の上を歩いた出来事などが記されている。この辺りまで来ると、ガリラヤにおけるイエス・キリストの宣教活動も大分進んでおり、イエス・キリストの評判が領主ヘロデのもとにまで届くようになっていた(1節)。勿論、多くの一般の人々にもイエス・キリストの噂は広がっており、イエス・キリストが行く所には、いつも大勢の群衆が集まって来ていた。

 いわゆる〈五千人の給食〉と呼ばれる出来事が起こったのは、丁度この頃のことであった。イエス・キリストは、バプテスマのヨハネが領主ヘロデによって殺されたことを聞くと、弟子達と共に、人目を避けて人里離れた所に退いた(13節)。ところが、イエス・キリストの居場所を聞きつけた人々が、方々の町から大勢集まって来た。すると、イエス・キリストは、「大勢の群衆を見て深く憐れみ、その中の病人をいやされた」(14節)。

 暫くして弟子達がイエス・キリストに言った。「ここは人里離れた所で、もう時間もたちました。群衆を解散させてください。そうすれば、自分で村へ食べ物を買いに行くでしょう」(15節)。

 これは、時間が遅くなったことを心配した弟子達の常識的な提案であった。しかし、常識的な判断が必ずしもイエス・キリストの御心に適うとは限らない。実は、この時イエス・キリストには別の御計画があった。それでこう言われた。「行かせることはない。あなたがたが彼らに食べる物を与えなさい」(16節)。

 実は、イエス・キリストは、弟子達を用いて奇跡を起こし、この人々の必要を満たそうとしておられた。しかし、弟子達の常識からすれば、そのようなことは到底不可能としか思えなかった。それ故、弟子達はイエス・キリストに言った。「ここにはパン五つと魚二匹しかありません」(17節)。

 ところが、イエス・キリストは、「それをここに持って来なさい」と弟子達に言われた(18節)。〈五千人の給食〉の奇跡は、これによって起こされた。即ち、僅か5つのパンと2匹の魚によって。たとえ人の目には小さな物でも、イエス・キリストの御手の中に献げられるなら、主なる神の溢れるほどの豊かな恵みが現れる。「それをここに持って来なさい」…私達は、何をイエス・キリストのもとに持って行くだろうか。