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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ダニエル書11章28~35節

聖書日課 ダニエル書11章28~35節(新共同訳 旧約p.1400)

要約
「莫大な富」を得て「自国に引き揚げ」「北の王」は、「再び南を攻め」るが、「キティムの船体」によって退却させられる。彼は落胆して引き返し、「聖所を汚し」「日ごとの供え物を廃止」する。しかし、「自分の神を知る民」「確固として行動する」

(1) 自分の神を知る民(28~32節)

 聖徒は、いかなる状況にあってもイエス・キリストを信じる信仰を捨ててはならない。「南の王」との戦いで勝利したアンティオコス・エピファネスは、帰路でパレスチナ地域の反乱を知り、数多くのユダヤ人を殺す。彼は、後に「再び南に攻め入る」が、ローマの艦隊(「キティムの船隊」)のために失敗し、「怒り」ユダヤ人に向けた。安息日に行われた奇襲攻撃によって多くのユダヤ人が死に、都が略奪される。また、彼は、ユダヤ人を裏切って自分を助けた大祭司メネラオスなどに報酬を与える一方で、「聖所を汚し」「日ごとの供え物を廃止し」、皇帝崇拝を強要した。偽りと策略に長けた彼は、「甘言によって」自分の政策を支持するようユダヤ人を唆す。それにもかかわらず、「自分の神を知る民」は惑わされることがなかった。

 イエス・キリストを知って信じることを最も価値のあることと思っていますか。主に献げる礼拝を汚したり、疎かにしてはいませんか。

(2) 忍耐する民(33~35節)

 聖徒は、迫害と患難の中で最後まで信仰を守らなければならない。試みと患難は、私達の信仰を練られる主なる神の摂理である。アンティオコス・エピファネスの迫害の中で、「民の目覚めた人々」が同胞を「導く」。しかし、彼らは、信仰の故に迫害を受け、迫害者によって「剣にかかり、火刑に処され、捕らわれ、略奪されて倒される」。その一方で、「多くの者」が信仰を捨て、アンティオコス・エピファネスと手を結ぶ。しかし、その迫害も終わる時が来る。主なる神がユダヤ人に鍛練の時を与えられたのは、彼らの生活と信仰を「練り清め」るためである。このような迫害の過程を通して、真の信仰を持った者は聖別される。どんなに辛くても、主なる神が定められた時まで耐え忍ぶ、真の信仰の人となろう。

 患難と鍛練の時を、自分自身を振り返り、「練り清められ」る時として受け入れますか。主が定められた時まで忍耐して待つべきことは何ですか。

祈り
 世の終わりが近づくほどキリスト者の受ける苦難が大きくなるのを見ます。信じる者が苦難を通して「練り清められ」、御言葉の武具で武装し、神の国を受け継ぎますように。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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