ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ダニエル書11章10~19節

聖書日課 ダニエル書11章10~19節(新共同訳 旧約p.1399)

要約
「北の王」「南の王」の間に戦いが起こる。南の王が優勢な時もあるが、結局は北の王の力が上回る。北の王は、南を占領した後、「島々に目を向け、その多くを占領する」が、一人の「軍人」によって撃退され、その力は弱まる。

(1) 高ぶりと滅亡(10~13節)

 聖徒は、一時の勝利に酔って高ぶってはならない。歴史の主権者である神は、高ぶった統治者を必ず裁かれる。「北の王」アンティオコス3世は、強大な軍事力によって南の王国の一部であるフェニキアパレスチナを攻撃して勝利を収める。しかし、結局は「南の王」プトレマイオス4世の大勝利によって戦いが終わる。多くの捕虜を「捕らえて」殺した「南の王は大いに高ぶ」る。しかし、高ぶった南の王の権力も長続きしない。再び戦いに備えた北の王が「数年の後に」「大軍を集め」て攻めてくる。この時、南の王プトレマイオス4世は殺され、彼の幼い息子プトレマイオス5世が王座に就く。この機会を狙って、北の王アンティオコス3世はフェニキアパレスチナを攻撃する。このような権力争いが果てしなく続けられる。

 良い成果と人々の称賛に酔って高ぶってはいませんか。謙る者に恵みを与えて下さる主なる神の御前に更に謙りましょう。

(2) 北の王の勝利とその終わり(14~19節)

 北の王が再び南の王を攻撃すると、様々な勢力がこの戦いに加わる。北の王の同盟国と南の内部の反抗勢力、そしてユダヤ人の一部がエジプトに反旗を翻す。しかし、エジプトの長官がプトレマイオス王朝に抵抗したユダヤ人を処刑し、ユダヤ人の蜂起は失敗する。北の王アンティオコス3世は、堅固な南の町、特にフェニキアパレスチナ地域を完全に掌握する。これを契機に、ユダヤ人にとって残酷な迫害の歴史が始まる。アンティオコス3世は、「和睦を図」るために自分の「娘」クレオパトラプトレマイオス5世の妻として「与え」、エジプトを掌握しようとするが、失敗する。後に、アンティオコス3世は海岸地域も占領するが、一人の「軍人」(ローマの将軍)に敗れ、歴史の舞台から消え去る。

 武力や人間的な力によって物事を解決しようとしていませんか。信仰の戦いで倒れずに、勝利の行進を続けるためにはどうすべきですか。

祈り
 主は高ぶる者を遠ざけ、謙る者を近づけると言われました。高ぶる世の王のようではなく、謙って真理に従って生きていくことが出来ますように。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/

〈地図〉

www.google.com