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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ダニエル書6章15~23節

聖書日課 ダニエル書6章15~23節(新共同訳 旧約p.1391)

要約
 ダレイオス王は自分が制定した法を変更出来ず、ダニエルを獅子の洞窟に投げ込ませた。王は一晩中断食をし、翌日の朝早く獅子の洞窟に行った。そして、主なる神が天使を送って、獅子の口を塞いだというダニエルの声を聞いて喜んだ。

(1) 獅子の洞窟に投げ込まれたダニエル(15~18節)

 時に、主なる神はご自分の真実な僕を闇のような絶望の中に導かれる。ダレイオス王はダニエルを獅子の洞窟に投げ入れるしかなかったが、ダニエルが「いつも拝んでいる神」が獅子の洞窟から彼を「救ってくださるように」願った。獅子の「洞窟の入り口」を石で塞ぎ、王と「貴族たちの印」「封をし」た。これは、誰もダニエルを獅子の穴から助け出すことも、それを試みることも出来ないというしるしである。獅子の洞窟に投げ入れられたダニエルが救い出される可能性は完全に遮断された。ダニエルを大切に考えていた王は、「宮殿に帰」っても一晩中断食して「眠れずに過ごし」た。聖徒には、苦難のない幸せな人生だけがあるわけではない。信仰を守ったために、獅子の洞窟のような危険な状況に陥ることもあると覚えておこう。

 理解出来ない状況に陥っても、主なる神だけに拠り頼んでいますか。信仰を守って得た「イエスの焼き印」(ガラテヤの信徒への手紙6章17節)がついていますか。

(2) 信仰によって救い出されたダニエル(19~23節)

 全能なる神を信じて疑わなければ、奇蹟を見る。ダレイオス王は、翌日の夜明け、「急いで獅子の洞窟へ行った」。洞窟の近くで悲しみと期待が入り混じった声で、ダニエルが「いつも拝んでいた神は、獅子からお前を救い出す力があったか」と尋ねた。すると、獅子の洞窟の中からダニエルの元気な声が聞こえてきた。ダニエルは、「神様が天使を送って獅子の口を閉ざしてくださいましたので、わたしは何の危害も受けませんでした」と説明した。ダニエルは、自分が主なる神に罪を犯さず、王にも背いていないこと、自分が主なる神と人の前で正直だったので、主なる神が救い出して下さったことを証しした。それを聞いた王は喜び、ダニエルを獅子の洞窟から出した。ダニエルが獅子の洞窟から奇蹟的に救い出されたのは、主なる神だけに拠り頼んだからである。

 獅子の洞窟のような危機の状況に置かれていますか。主なる神が天の御使いを遣わして危機から救い出して下さることを願っていますか。

祈り
 患難の中、最後まで主なる神を信頼し続けたダニエルのような信仰を与えて下さい。苦しみの中でも希望を失わず、救い出して下さる主なる神の御手を知ることが出来ますように。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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