ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

聖書日課 詩編78編

聖書日課 詩編78編(新共同訳 旧約pp.913-916) 第78編は、不信仰と不従順を繰り返してきた神の民イスラエルの歴史を振り返って後世への警告とすると共に、そのような民をなお慈しみ、憐れみ守り続けて下さった主なる神の恵み深さを教える教訓的な詩である。 …

聖書日課 詩編77編

聖書日課 詩編77編(新共同訳 旧約pp.911-913) 以前「苦しい時の神頼み」であっても、主なる神に頼るのは良いことだと書いた。 しかし、この詩の作者のように、眠ることも出来ずに、主なる神に「助けを求め」続け、夜通し「神を思い続けて呻」くようなことは…

聖書日課 詩編76編

聖書日課 詩編76編(新共同訳 旧約p.911) 第76編は、前編に続いて、アッシリアによってエルサレムが取り囲まれた時、主なる神の不思議な御業によってアッシリアが敗走した出来事が背景となっている。 「神はユダに御自らを示され/イスラエルに御名の大いなる…

聖書日課 詩編75編

聖書日課 詩編75編(新共同訳 旧約pp.910-911) 一説によると、この詩は、アッシリアの王センナケリブがユダ王国に攻め寄せ、エルサレムを取り囲んだ出来事が背景となっている。 「あなたに感謝をささげます。神よ、あなたに感謝をささげます。御名はわたした…

聖書日課 詩編74編

聖書日課 詩編74編(新共同訳 旧約pp.909-910) 罪のために国を失った神の民。主なる神の掟に逆らい、偶像を拝み、貧しい人々を虐げ続けたために、都も神殿も全て破壊された神の民。預言者の声は絶えて久しく、主なる神に「刃向かう者」の嘲り侮る声だけが響き…

聖書日課 詩編73編

聖書日課 詩編73編(新共同訳 旧約pp.907-909) 主なる神に対して驕り高ぶる悪人が「安泰」であるのに、主なる神に従う善人が「苦しみ」つつ生きるという現実を見て、「わたしは驕る者をうらやんだ」と作者は記している。 「【賛歌。アサフの詩。】神はイスラ…

聖書日課 詩編72編

聖書日課 詩編72編(新共同訳 旧約pp.906-907) 第72編は、地上の王が主なる神の代行者として「貧しい人々」を「救い」、「虐げる者を砕」いて正義と「平和をもたらし」、「代々に永らえ」るようにと主なる神に祈る詩である。 「【ソロモンの詩。】神よ、あな…

聖書日課 詩編71編

聖書日課 詩編71編(新共同訳 旧約pp.904-906) 第71編は、主なる神への信頼の詩である。しかも、そこでダビデは「母の胎にある時から」主なる神に「依りすがって来」たとまで述べている。 「主よ、あなたはわたしの希望。主よ、わたしは若いときからあなたに…

聖書日課 詩編70編

聖書日課 詩編70編(新共同訳 旧約p.904) 第70編は、たった6節しかない短い詩だが、内容はかなり逼迫している。 「神よ、速やかにわたしを救い出し/主よ、わたしを助けてください」(2節)。 「命をねらう者」が迫り来る緊張状態の中で、作者は、「速やかに」…

聖書日課 詩編69編

聖書日課 詩編69編(新共同訳 旧約pp.901-904) 第69編は、苦難の中で主の助けと救いを求める詩であるが、そこには、作者が受けている屈辱の原因が述べられている。 「わたしはあなたゆえに嘲られ/顔は屈辱に覆われています。兄弟はわたしを失われた者とし/…

聖書日課 詩編68編

聖書日課 詩編68編(新共同訳 旧約pp.899-901) 第68編は、主なる神の勝利、勝利の神をたたえる詩である。主なる神が「立ち上が」る時、主なる神を憎み、「神に逆らう者」は、「蝋」が「火の前に溶ける」ように「滅び去」り、「神に従う人」は「誇らかに」「喜…

聖書日課 詩編67編

聖書日課 詩編67編(新共同訳 旧約p.899) 第67編はまさしく祝福の詩編である! 主なる神が「輝き」に満ちた「御顔」を「わたしたちに向けてくださ」ること、それが祝福であると言われている。祝福の本質は、いついかなる時も主なる神が私達と共にいて下さると…

聖書日課 詩編66編

聖書日課 詩編66編(新共同訳 旧約pp.897-898) 「網」の中に「追い込」まれ、「腰に枷をはめ」られ、おまけに人から「駆り立て」られる…、誰の人生にも、このような事態が何度かは起こるかも知れない。私達は、これを試練と呼ぶ。 しかし、信仰者にとっての試…

聖書日課 詩編65編

聖書日課 詩編65編(新共同訳 旧約pp.896-897) 第65編は、主なる神への信仰がもたらす「豊かさ」を賛美する詩である。 「あなたは地に臨んで水を与え/豊かさを加えられます。神の水路は水をたたえ、地は穀物を備えます。あなたがそのように地を備え/畝を潤…

聖書日課 詩編64編

聖書日課 詩編64編(新共同訳 旧約p.896) 第64編は、陰に陽に仕掛けられる敵からの激しい攻撃の中で、主なる神の助けと「守り」を祈り求める主なる神への信頼の詩である。 「神よ、悩み訴えるわたしの声をお聞きください。敵の脅威からわたしの命をお守りくだ…

聖書日課 詩編63編

聖書日課 詩編63編(新共同訳 旧約pp.895-896) 第63編は、「ダビデ」が息子アブサロムの謀反によって「ユダの荒れ野」に逃げ去らざるを得なくなった出来事が背景になっているものと思われる。 「【賛歌。ダビデの詩。ダビデがユダの荒れ野にいたとき。】神よ…

聖書日課 詩編62編

聖書日課 詩編62編(新共同訳 旧約pp.894-895) 「身を起こ」そうとする者を「押し倒」す「暴力」、「口先で祝福し」ながら「腹の底で呪う」欺き、そして「搾取」…、そういう罪と悪の蔓延るこの世を生き延びるために、或る人は暴力に暴力をもって対抗し、また…

聖書日課 詩編61編

聖書日課 詩編61編(新共同訳 旧約p.894) 第61編は、「ダビデ」が息子アブサロムの謀反によってエルサレムを追われ、「地の果て」とも思われるような所に逃げ去らなければならなくなってしまった出来事を背景に歌われたものと思われる。 「神よ、わたしの叫び…

聖書日課 詩編60編

聖書日課 詩編60編(新共同訳 旧約pp.893-894) 第60編は、ダビデ王がアラム軍と戦っていた時、「エドム」が参戦して攻撃を仕掛けてきたため、急ぎ将軍「ヨアブ」が派遣されて「エドム」を撃退したのを記念したものと表題に記されている。一時的な苦戦と敗北の…

聖書日課 詩編59編

聖書日課 詩編59編(新共同訳 旧約pp.892-893) 表題に「サウルがダビデを殺そうと、人を遣わして家を見張らせたとき」とあるように、第59編は、敵の攻撃からの守りと敵の滅びを主に祈り願う詩である。 「【指揮者によって。「滅ぼさないでください」に合わせ…

聖書日課 詩編58編

聖書日課 詩編58編(新共同訳 旧約p.891) 第58編は「神に逆ら」い、「不法」を行う者の裁きと滅びを願い求める激しい内容の詩である。このような詩は〈呪いの詩編〉と呼ばれることがあるが、詩編の中に何編か存在している。 「神に逆らう者は/母の胎にあると…

聖書日課 詩編57編

聖書日課 詩編57編(新共同訳 旧約pp.890-891) 敵の手を「逃れ」、「洞窟」の中に隠れなければならない状況というのは、現在の私達の日常生活には起こり得ないことかも知れない。しかし、窮地に追い込まれたり、八方塞がりの状況に陥るという意味では、誰もが…

聖書日課 詩編56編

聖書日課 詩編56編(新共同訳 旧約pp.889-890) 表題に「ダビデがガトでペリシテ人に捕えられたとき」と記されているように、第56編は、敵の手に「捕らえら」れ八方塞がりの状況の中で、主の憐れみと助けを叫び求める祈りの詩である。 「【指揮者によって。『…