ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

聖書日課 詩編26編

聖書日課 詩編26編(新共同訳 旧約pp.856-857) ダビデは「わたしは完全な道を歩いてきました」と述べている。「完全な道」を歩むとは、どういうことだろうか。 それは、決して完璧で一つの罪も落ち度もない歩みではない。ダビデの生涯を見ればそれは一目瞭然…

聖書日課 詩編25編

聖書日課 詩編25編(新共同訳 旧約pp.855-856) 第25編は、自己の罪を自覚して、主なる神の御前に謙り、赦しと助けを願い求める祈りの歌である。 ダビデは、「罪」のために「貧しさ」と「孤独」に陥り、悩んでいた。敵から激しい攻撃を受け、「恥」と痛みの中…

聖書日課 詩編24編

聖書日課 詩編24編(新共同訳 旧約p.855) 第24編は、「王」なる主を迎え、その「栄光」をほめたたえる詩である。或る人は、この詩を、イスラエルの民が主なる神の臨在の箱をイスラエルに迎え入れる時に歌われたものであると説明している。 「【ダビデの詩。賛…

聖書日課 詩編23編

聖書日課 詩編23編(新共同訳 旧約p.854) 22編に続いて、23編も詩編の中でとても有名なものである。この詩では、主なる神と人間の関係が、羊飼いと羊の関係に喩えられて詠われている。 「【賛歌。ダビデの詩。】主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。…

聖書日課 詩編22編

聖書日課 詩編22編(新共同訳 旧約pp.852-854) 第22編は、詩編の中でも有名なものの一つである。イエス・キリストが十字架の死の御苦しみの中で語られた言葉の一つが、この中に出てくるからである。 「わたしの神よ、わたしの神よ/なぜわたしをお見捨てにな…

聖書日課 詩編21編

聖書日課 詩編21編(新共同訳 旧約pp.851-852) 第21編は、主なる神が、イスラエルの王に勝利をお与え下さったことへの感謝と「賛美」の詩である。 「主よ、王はあなたの御力を喜び祝い/御救いのゆえに喜び躍る。あなたは王の心の望みをかなえ/唇の願い求め…

聖書日課 詩編20編

聖書日課 詩編20編(新共同訳 旧約p.851) 表題に「指揮者によって。賛歌。ダビデの詩」とある(1節)。これは「ダビデのための賛歌」と訳すことも出来る。そうであるとすれば、これはイスラエルの王ダビデの「勝利」と祝福を願う詩であり、それによって民も勝利…

聖書日課 詩編19編

聖書日課 詩編19編(新共同訳 旧約pp.850-851) 「大空」や「太陽」は、それをお創りになった「神の栄光を物語」っている、とこの詩は教えている。自然の美しさや素晴らしさは、そこに主なる神のご栄光を見出し、味わうことによる感動と言うことが出来るかも知…

聖書日課 詩編18編

聖書日課 詩編18編(新共同訳 旧約pp.847-850) 第18編は、ダビデが、長い戦いの日々の末、遂に勝利を収め、「すべての敵の手」から「救い出されたとき」に、主に向かって歌った詩である。 「【指揮者によって。主の僕の詩。ダビデの詩。主がダビデをすべての…

聖書日課 詩編17編

聖書日課 詩編17編(新共同訳 旧約pp.846-847) 第17編はダビデの祈りの詩編である。〈祈りの詩編〉と聞くと、穏やかで安らかで美しい詩(うた)というイメージが湧いてくる。しかし、この詩の内容は、そうした平和な状況とは全く違い、切羽詰まった、命の危険さ…

聖書日課 詩編16編

聖書日課 詩編16編(新共同訳 旧約pp.845-846) ダビデは「あなたはわたしの主。あなたのほかにわたしの幸いはありません」と告白している。つまり、あの幸いや、この幸いではなく、主なる神こそが自分にとっての真の「幸い」であると述べている。 「【ミクタ…

聖書日課 詩編15編

聖書日課 詩編15編(新共同訳 旧約p.845) 第15編には、詩編における人間の生き方の理想像が描かれている。 「【賛歌。ダビデの詩。】主よ、どのような人が、あなたの幕屋に宿り/聖なる山に住むことができるのでしょうか。それは、完全な道を歩き、正しいこと…

聖書日課 詩編14編

聖書日課 詩編14編(新共同訳 旧約pp.844-845) 「神を知ら」ないことによって生まれる「腐敗」、「神などない」と主なる神の存在を否定することから生じる「忌むべき行い」、そして、主なる神に「背き」、「主を呼び求めることをしない」人々の行う「悪」…罪…

聖書日課 詩編13編

聖書日課 詩編13編(新共同訳 旧約p.844) 「いつまで」「いつまで」という言葉の繰り返しに、長引く苦難の中で主なる神に問いかけずにはいられない信仰者の深い苦悩が表されている。 「いつまで、主よ/わたしを忘れておられるのか。いつまで、御顔をわたしか…

聖書日課 詩編12編

聖書日課 詩編12編(新共同訳 旧約pp.843-844) 「偽り」、「滑らかな唇」、「二心」、「威張って語る舌」。そのような言葉が蔓延する時代…。まるで現代社会の有様を描いているかのように思われる詩である。 「主よ、お救いください。主の慈しみに生きる人は絶…

聖書日課 詩編11編

聖書日課 詩編11編(新共同訳 旧約p.843) 主なる神を信じて生きることの無力さや愚かさを語る人々は世に多い。いや、イエス・キリストを信じている筈のキリスト者であっても、世の中の矛盾や不条理を見る時、「神様は本当にいらっしゃるのだろうか?」という不…

聖書日課 詩編10編

聖書日課 詩編10編(新共同訳 旧約pp.841-843) 第9編に続いて、「神に逆らう傲慢な者」が蔓延り、正しい者や「貧しい人」を虐げる状況が訴えられている。 「主よ、なぜ遠く離れて立ち/苦難の時に隠れておられるのか。貧しい人が神に逆らう傲慢な者に責め立て…

聖書日課 詩編9編

聖書日課 詩編9編(新共同訳 旧約pp.840-841) 第9編には「アルファベットによる詩」という説明書きが記されている。詩中の段落冒頭の文字が、ヘブライ語のアルファベット順に並んでいる。詩編には他にも何編かの「アルファベットによる詩」が登場する。日本語…

聖書日課 詩編8編

聖書日課 詩編8編(新共同訳 旧約p.840) 第8編は、主なる神への賛美で始まり、主なる神への賛美で終わる〈賛美の詩編〉である。3節に「幼子、乳飲み子の口によって」とあるように、主なる神への賛美は理屈を超えた素直な信頼から生まれるものであることが分か…

聖書日課 詩編7編

聖書日課 詩編7編(新共同訳 旧約pp.839-840) 詩編の中で、最も多いのは、〈神信頼の詩〉と呼ばれる詩編ではないかと思われる。第7編はその代表と言える。 ダビデは、開口一番、「わたしの神、主よ、あなたを避けどころとします」と告白している。この時、ダ…

聖書日課 詩編6編

聖書日課 詩編6編(新共同訳 旧約p.838) 第6編は〈悔い改めの詩編〉と呼ばれる7つの詩編の中の1つである。具体的な罪は記されていないが、バト・シェバとの罪に陥った後、息子アブサロムの謀反という試練に直面したダビデが、深い苦悩と悔い改めの中で詠んだ…

主日礼拝祈祷 2023年2月5日

主日礼拝祈祷 2023年2月5日 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛の御手の中に包まれて御前にあることを感謝申し上げます。 主よ、あなたは、悪い土地だった私達を見捨てずに掘り起こし、大きな石を取り除き、…

聖書日課 詩編5編

聖書日課 詩編5編(新共同訳 旧約pp.837-838) ダビデは、苦しみの中で主なる神に助けを求めて叫び祈った。彼にとって、主なる神は「わたしの王」であり、「わたしの神」と呼ぶことが出来るほど、親しい関わりのある方だった。 「主よ、わたしの言葉に耳を傾け…

聖書日課 詩編4編

聖書日課 詩編4編(新共同訳 旧約pp.836-837) 第4編も「ダビデの詩」と題されている。人々からの非難と攻撃に晒される中、主なる神に向かって「苦難から」の解放を呼び求める「祈り」の詩である。 「【指揮者によって。伴奏付き。賛歌。ダビデの詩。】呼び求…

2023年2月5日(日) 週報

2023年2月5日(日) 降誕節第7主日 ○礼拝プログラム招詞 イザヤ書40章9~10節讃美 第二編1(こころを高くあげよう)交読 イザヤ書6章1~13節(新共同訳 旧約pp.1069-1070)主の祈り聖書拝読 ルカによる福音書8章4~15節(新共同訳 新約p.118)祈り 柏本隆宏協力牧師…

聖書日課 詩編3編

聖書日課 詩編3編(新共同訳 旧約p.836) ダビデは多くの詩を残した。第3編もその一つである。表題に「ダビデがその子アブサロムを逃れたとき」と記されているように、この詩は、ダビデ王が実の息子によって命を狙われ、都エルサレムを離れなければならない羽…

聖書日課 詩編2編

聖書日課 詩編2編(新共同訳 旧約pp.835-836) 詩編2編は、〈王の即位〉の詩編と呼ばれている。その王とは、究極的には、復活の主イエス・キリストを指していると言われる。その意味で、この第2編は、〈メシア詩編〉の1つである。 冒頭で、「地上の王」、地上…

聖書日課 詩編1編

聖書日課 詩編1編(新共同訳 旧約p.835) 詩編の第1編は、150編に及ぶ詩編全体の要約のような役割を果たしていると言われる。内容としては、主なる神の教えに聞き従う者の繁栄と、それに逆らう者の滅びが鮮明な対照をなして表現されている。詩編の言葉を味わい…

聖書日課 ヨブ記42章

聖書日課 ヨブ記42章(新共同訳 旧約pp.832-833) ヨブが得た答え、それは全知「全能」の主の「御旨」は必ず「成就」するということ、そして、人はただ主の御前にひれ伏すのみ、ということであった。ヨブは自分の高ぶりの罪を認め、「塵と灰の上に」ひれ伏して…